合理的な思考や判断が得意な仕事ができるスーパーサラリーマンや儲ける仕組み作りが得意な経営者を始め、理系タイプの男性ほど女性との会話を合理化しようとする傾向にあります。
が、これは大変危険です。
そもそも、女の子との会話ほど『非合理的』なものはないからです。
なぜ、合理的な人ほど女の子の関係が続かないのは、記事の最後の辺りで解説したいと思います。
まず初めに、“テンプレメッセージを使うヤバさと使えば使うほどモテなくなっていく”という現象の謎から解説していきます。
もう2000回はもらっている悩みとして、
- 「マッチングアプリでのメッセージが苦手です」
- 「もっと会う前にメッセージで好感度を上げたいです」
- 「初めから食いつきがある時はライン交換できますが、食いつきがないパターンだと好感度を上げられません」
などがあるんですが、確かに初期の頃は、
「テンプレでもいいから、何かメッセージの型を教えてくれよ!」
っていう気持ちになりますよね。
僕も恋愛活動を始めた頃は、メッセージをたった1つメッセージを送るだけで、
「ほんまにこれでええんかな?」
「これ送って引かれたりとかしないかな?」
「がっつき過ぎてキモくなってないかな?」
みたいに絶賛自意識ルーティンを働かせてたので、気持ちは鬼のように分かりますw
そこで、オススメなのが、初心者のうちは『逆算会話』を意識して会話をしましょう。
『逆算会話』というのは、
みたいな、ゴールから逆算された、“アポ(LINE交換)に最適化されたメッセージ”のことです。
『休みの日の話→アポの店の話題→打診』
簡単にまとめるとこんな感じですね。
例えはかなり極端ですがw
「まだLINE交換すらできません、、」
という方は、まず自分なりのデートに繋がる型(テンプレート)を見つけるところからで良いと思います。
ただ、
「テンプレート会話のフェーズは、ある程度慣れたら卒業しましょう!」
というのが今回の結論です。
覚えておいて欲しいことが、やりとりの流れを想定した逆算会話、コピペメッセージ、ルーティーン会話、テンプレートなどは特徴として“好感度が上がりにくい”です。
なぜならば、テンプレート会話はデートを取り付けるために最適化されたメッセージなので、誰にでも汎用的に使えるメッセージになってしまうからです。
ライフスタイル、家族構成、仕事、人生のバックボーン、価値観が人それぞれ全く違う中で、汎用化されたメッセージで好感度が上がるはずがありません。
逆算会話とは一方的であり、決められた言動を順番にこなす姿はまさに『スピーチ』と同じなんです。
会話をテンプレート化する弊害として、決めていた会話の流れから逸れた瞬間に、一気に対応できなくなります。
スピーチの上手く話す練習ばかりしていて、「これってどうなの?」と予想していなかった質問に、「え、えっと・・・」と瞬時に答えられない、みたいな感じですw
汎用的に使えるということは、誰にでもある程度の好感度を得られる反面、60点で通過することを目的としているので、80点90点を取れないというデメリットがあります。
“口説きの単純化”ですね。
異性を魅了するコミュニケーションが、そんな単調なもので通用するはずがありませんw
(特に相手が何十人、何百人も口説かれているような可愛い子であればなおさらです)
めっちゃ簡単に言うと、
「ゴールまで一直線な無難で面白みのないメッセージ」
ってことです。
- 「時代の流れとしてライバルが増えている」
- 「可愛い子であれば男を選び放題である」
この2点を踏まえると60点のメッセージでLINE交換打診が通る場合は、
- 見た目のレベルが高くない子
- 初めから食いつきが高いパターン
です。
テンプレート化する際の鉄板の流れとして、食べ物やお洒落なカフェなど、幅広い層にウケるネタやアポに最適化された内容をチョイスするため、
“女性から自分自身への興味関心の度合い”
は変わっておらず、好感度は上昇していないのです。
「アポは取れるけど、自分自身には食いつきがほとんどない」
状態がこれですね。
こういった場合は、突然メッセージが返って来なくなったり、いざデート当日になるとドタキャンされたりするケースが多発します。
基本的に好感度が大きく上昇するパターンとしては、
- 「人として気が合う」
- 「男として尊敬できる、魅力的」
この2つがありますが、人によって「気が合う」「魅力的」と思うポイントはもちろん千差万別です。
だから簡単に言ってしまえば、無難なテンプレ会話をしていては好感度を上げることが出来ないわけですね!
では、どうすればいいのか?
簡単な3ステップを記事の最後の方でお伝えしています。
僕のメッセージを見たことがある人であれば分かると思いますが、テンプレートにはめ込んだ会話は全くないですよね。
だからこそ、会う前に好感度を70点、80点、90点と高めておいて、
会うときにはほぼ『仕上がっている』、言い換えれば、
「この人とならセックスをしてもいい🐒」
「この人とセックスがしたい🥺」
と他の男性より優位な位置に立てるわけです。
それも、一度習得してしまえば、何度でも。
『大衆向けのスピーチ』
vs
『目の前の相手の心に寄り添った言葉』
どちらが相手の感情を刺激し、心を動かすかは言うまでもないですねw
会話は本来目の前の相手と2人で作り出すものであり、それは格闘技と似ています。
可愛い子、モテている子、会話上手な女の子に対してやりとりをテンプレート化するということは、格闘技で言うところの、自分と実力が拮抗した相手、自分より実力がある相手に対して、
と試合の流れを勝手に自分で決めているようなものですw
普通に無理ゲーですw
実際試合になってみると、
激しいラッシュの打ち合いで想定通りになんて全くならず、、、
こんなもんですw
じゃあ、
「全く逆算していないんですか?」
と聞かれるとそんなことはないですが、大まかな会話の流れとしては、以下のようなイメージを掴んでおくと良いでしょう。
まとめると、
- テンプレート会話を破棄する
- 3つの逆算ステップを頭に入れる
この2つを試して脱テンプレートしましょう。
冒頭でも言いましたが、女の子との会話を合理化しようとしたり、話の内容に意味を求める男性がいますが、
(特に法律やアナリティスト、プログラマーなどの論理的思考を仕事で使っている人に見られます。)
モテを目指す上では、
『感覚』『ナチュラルさ』『理解できないものを受け入れること』『考えるのではなく感じること』
が求められるので、普段からふざけたり、おちゃらけた人とつるんだり、Youtubeでお笑いを見るなどして、日頃から頭を柔らかくしておく必要があります。
僕も日常生活から、
「あれ?俺のパンツどこいった?おい、ファービー(恋達の弟子)、俺のバレンシアガのパンツ盗んで女の子に転売したやろ?w」
とふざけてます。
日頃、仕事で鬼のように真面目モードなので、プライベートぐらいふざけてないと、ほんまに固い人間になってしまうんですよね。。
非合理的なものに合理性を強引に持ち込むと、『フィーリング』や『相性』がかき消されることになります。
合理的な人ほど、頭で恋愛をしようとせず、心で恋愛をして欲しいなと。
女の子は感覚で生きているので、理屈をこねくり回したり、”正しい vs 正しくない”の正義感で相手の矛盾点を指摘するのはNGです。
目の前の相手が、「今、どんな気分なのか?」に想像を巡らせたり、一緒にいるときの空気を感じることで、赤の他人の本音が感覚的に分かるようになってきます。
名古屋大学に通う理工学部のコンサル生も、
と口にしていました。
僕は粘らなくても元から化け物級に女の子が好きなので、ただ好きを突き詰めていたら勝手に感覚が追いついてきましたがw
フィーリングや相性というものは客観的に数値化できないものであり、空気感みたいに感じるものです。
異性が交わる際に必要なのは、
綿密に計算されたロジックではなく、
フィーリングや相性という
『相手と一体感のある感覚』
なのです。
それでは!
p.s
「ワンナイトはできるんですが、女の子と関係性が続かないです。。」
という人も、アポの中身をテンプレート化している場合が多いです。
そういった人も今回の話を自分のアポに照らし合わせて、是非振り返ってみてください^^