モテる男になるまでのストーリー

美女、彼女

美女

 

「モテるためには何が必要なんですか?」

と聞かれたら、

「認識体現力」

と即答するのが、僕恋達でございます。

「は?何やねんそれ。そんな単語義務教育で習ってへんわ。」

と思われたあなた、大丈夫です

僕も習っておりませんw

8年前の僕がもし同じ質問をされても似たような感想を抱いたと思います。

認識体現力とは、“相手の求めていることを認識してそれを体現する力”のことを指します。

相手の心を自分の思うように動かす方法でもあります。

これは僕が8年間のナンパや恋愛の経験から、ナンパや恋愛で上手くいっている人と上手くいっていない人の違いをあぶり出したときに、

「モテる人って相手の求めていることが分かった上でそれを行動に落とし込んでるよな。てか俺もずっとそれやってきたしな。」

とふと思い、この力を高めていくことがナンパや恋愛はもちろん、仕事も人間関係も人生すらも他者を圧倒してしまうほどの力を手にする事実に気づき、この言葉を作りました。

 

 

当時僕が大学生だった頃、それはもうコンプレックスの塊で何万人に1人という声帯で身長168cm、顔は「韓国人みたい」と出会う女性にたまに言われ。

全くモテずに女性に相手にされないことで人生に絶望感を覚え、モテないことで毎日が楽しくなくて、大学の単位を落としかけるほど自分の顔を鏡で見るたびに涙が出ていました。

「何で俺はこんな顔に生まれたんや。」

いつもそう思っていました。

どうすれば美人とセックスが出来て、見た目も性格もど真ん中のタイプな彼女ができるのか、

すっからかんのない頭を必死に振り絞り、8年かけて辿り着いた真理だからです。

その真理に辿り着くまでの道のりを、少しお話したいと思います。

 

中学、高校時代はただのオナ猿でした

高校で一番早くTENGAデビューを果たし、「女子の性器とはこのようなものか。」と感動した高校3年生の夏。

恋愛に興味はなかったわけではなかったんですが、周りの友達と遊ぶのが楽しく、いつもサッカーやゲームをして遊んでいました。

 

卒業アルバムの恋達

(高校卒業時の僕。)

 

高校時代も相変わらずの変態キャラで、しまいには卒業アルバムにこんなことを書かれました。

 卒業アルバムに書かれた言葉1

「あんまり関わることがなかったけど、ありがとうございました」

卒アルに女の子のコメントが欲しくて、とりあえず書いてもらったは良いものの大して仲が良いのでそっけない感想w

 

「変態キャラいいとおもうよ!! いっぱい語れてたのしかったぁ♡ ありがとネ!! 一生忘れないでください!!」

これだけを見ると、「なんやねんw 実はちょっとモテてたんちゃうんか?w」と思われるかもしれませんが、単純にあやちゃんとモンハンの話をたくさんしただけであって、恋人関係や性的な関係は一切ありませんw

 

「1日5回シコるのをわすれるな!!」

シコリ好きの僕に大学へ進学してからも継続的かつ多頻度のオナニーを実行するようリマインドをかけてくれた中学・高校と仲が良かったイケメンの友達。

 

卒業アルバムに書かれた言葉2

「髪型はすばらしくかっこいい.」

「髪型は」ってところから、「顔はかっこよくない」ってことが分かりますよねw 髪のセットに30分をかけて入念に仕上げるがあまり、いつも遅刻ぎみの僕は、「髪型だけは本当にかっこいい」と可愛い子にもお墨付きをもらっていました。

髪型だけは…

 

「変態な君が大好きだ」

「いつまでも自分らしく」

「戦場のオナニスト」

「これからもあんなことやこんなこと・・・がんばって♡」

「子供産めんくなるで.」

「変態。」

 

もうね、みんなむちゃくちゃw

 

ご覧の通りで、オナニーが大好きな少年ということが僕の中高時代を知らない皆様にも、十分伝わったかと思います。

女子にもそれが伝わっており、完全にオナニーキャラでしたw

女子には隠していましたが、友達にはフルオープンだったため、周りの友達が言いふらし出し、僕の高校時代の青春は叶うこともなく、

テニス部のみずきちゃんに思いを馳せたものの、連絡先も聞けず。

友達2人に腕を引っ張られ、「おい!今がチャンスや!連絡先を聞け!」と言われるものの、

「いやや!俺は無理や!恥ずかしいんや!」と柱を全力で掴む少年でした。

当時、文系で日本史が得意だった僕は、日本史の勉強を教えるということで、なんとかみずきちゃんに連絡先を聞くことができました。

脈拍は平均が60~100のところ、200ぐらいでした。正常値を超えていました。

ただの体感ですがw

死ぬほど緊張していて「みずきちゃんに嫌われたくない」という一心で常に顔色を伺いながらおどおどしていました。

みずきちゃんとはファミレスで勉強をした一度きりで、告白じみたこともしましたが、それとなく振られました。

ただ、あのファミレスで一緒に勉強したあの時間は、僕の中では夢のようでした。

 

「みずきちゃんよ、永遠に。」

 

当時の僕は、連絡先を聞くことすら億劫でエロ話とオナニーだけが得意な少年でした。

 

みずきちゃんに対する片思いは成就することもなく、受験勉強を控えていた僕は、相変わらずオナニーをすることで受験勉強の鬱憤を晴らしていました。

センター試験の3日前は、オナニーをし過ぎて4回もしてしまいました。

「一体俺は何をやっているんだ。。」

激しい虚無感に襲われ、賢者モードにしょっちゅう入っていました。

受験勉強当時、僕が通った大学のとある学部には「可愛い子がたくさんいる」との情報を親から入手し(両親は僕と大学が一緒だったので大学のことは親からよく聞いていました)、僕は大学受験を成功させることで華やかしい大学生活が待っていると勉強を頑張りました。

輝かしい未来のためなら、勉強とオナニーは頑張れました。

性欲が思春期の僕を救ってくれました。

 

 

憧れのキャンパスライフに、突入します

当然ながら、童貞でした。

学内には、リア充のイケメンたちやイケメンたちと遊ぶ美女がいました。

いつも指を咥え、「いいなー。俺もあーなれたらなー。」と嫉妬していました。

クラスに入学当初からブイブイ言わせているリア充の友達もいましたが、
僕にとってはリア充みたいなノリやコミュニケーションがどうしても苦手で、その集団に馴染もうとするのも肌に合わず、無理をしている自分がいることも分かっていました。

そんな状況の中、リアルの場で積極的に活動していくことはできませんでした。

出会い系アプリを使ってメッセージのやりとりを手探りでやってみるのがやっとでした。

とにかく性欲にまみれていたため、なんとか出会い系アプリで知り合った一人のブサイクな女子と初セックスを済ませることができました。

顔面偏差値が32ほどの子でした。

今となっては大変失礼ですが、お世辞にも可愛いとは言えず、一緒に歩いているところを友達に見られたら、「お前なんでそんな女の子と歩いてんの?」と言われるような子でした。

「最初は理想の可愛い子がいい」

なんて言いますが、僕にはそんなことは言っている暇もなく、

「とにかくセックスできれば何でもいい」と思っていました。

案外、あっさりと童貞を卒業し、一皮むけることに成功しました。

 

それから味をしめた僕は、当時はmixiが流行っていたので、それに乗じてmixiで同じ学校、他学校にもガンガンメッセージを送り、暇さえあれば掲示板を見てメッセージを送っていました。

 

中途半端な子しか釣ることができず、また自分の顔面と声に対する激しいコンプレックスから自信がまったく持てず、サークルの新入生歓迎会では、知らない男女によく笑われました。

述べ、200人以上に笑われました。

高校時代には周りの友達から声でいじられてコンプレックスになっていました。

市内で一番大きい病院で精密検査も受けました。

「将来職に困ったらゾンビの声優したらええやん(笑)」と言われ、「やっぱ俺の声って普通の人よりかすれてて変な声よな。」

とひどく落ち込みました。

何万人に一人という確率でなる先天性のもので、元々声帯が痩せていると医者に言われました。

将来に絶望感を覚えましたが、とある慶應大学の先輩に相談すると、

「俺ならその弱みを武器にするけどな。」

と言われ、

「こいつ正気か?笑」

と先輩をアホ扱いしました。

 

声のコンプレックスは抱えたまま、大学生活を送ります。

学内の美女、街の飲食店の店員、とにかく美人を見ては、その美人を記憶し、帰って自宅の座椅子に座ってはオナニーを繰り返す、暗い日々を過ごしました。

「ちくしょー! 何であんな美人がたくさんおんのに、俺は中途半端なレベルの女の子しか落とせてないねん。こんなんじゃいつまで経っても美人とエッチもできんし、付き合うことなんか一生無理やんけ。どうしたらええんや。。 とりあえず、なんか参考になる本でも読むか。」

と「モテる男になる」「男女の心理について」のような本や自己啓発本を読みました。

モテるための商材も当時3万円と高額でしたが、モテるために必死だったため、友人と割り勘をして買いました。

(当時大学一年生で服装もダサいです。 一番右が恋達です)

 

悶々とした日々はまだ続きます

メンズエッグが大流行し、ギャル男がモテるということを受け、雑誌に載っている鬼のように整った顔のイケメンを見ては、羨ましさを感じていました。

「せめて髪型だけでも。」

と思い、ギャル男の髪型をひたすら見よう見まねでやっていました。

(大学一年生の恋達です)

 

「髪型だけはかっこいいね」

というありがたき言葉ももらうことができましたw

しかし、ある日通学前に髪の毛をセットして、ふと自分の顔を鏡で見ると、突然涙が出てきました。

 

「なんでこんな顔に生まれたん?」

 

「こんな顔じゃ学校に行って歩けない。友達や大学の知らない人たちがたくさんいる中で、俺は押しつぶされてしまう。。何で学校にはイケメンでオシャレでモテまくってる友達がいるのに、なんで俺は。。」

涙が止まらず、ベッドの上で涙が出なくなるまで泣きました。

必修の授業を休むことより、僕にとっては自分の顔や声から来る不安や絶望感の方が比べ物にならないぐらい大きいものでした。

髪型には自信を持てたものの、自分の顔や声には一切自信が持てませんでした。

 

顔や声に自信が持てないので依然として一人で出会いを求めることもできず、

友達と花見、BBQ、学イベに行くことから始めました。

イベントであれば話題も続きやすくちょっとだけ勇気を振り絞れば女性と知り合えるので、

当時の僕の勇気と行動ではなんとか友達とイベントに出かけていって話しかけてみるのが関の山でした。

恋達「ちょ、俺声かけるの無理やからおまえ声かけてきて」

友達「え、俺もそんなん無理やわ。一緒に行こうや」

恋達「わ、わかった。」

自分の臆病さを自覚していながらも、いざ女性に声をかけようとすると体の震えが止まりません。

「無視されたらどうしよう。」

「あしらわれたら・・・」

「きっと相手にしてくれないだろな」

不安な叫びはキリがないほど自分の心から出てきました。

 

「どっちが先に声をかける?」

友達との間でこんな会話は日常茶飯事でした。

本当に自信を持つこともできず、声をかけることもできず、友達が声をかけてくれてやっと会話がスタートして言葉につまりながらもなんとかその場を堪える。

時には連絡先を聞くことができずに終わってしまうこともしばしば。

「なんで俺は今連絡先を聞かんかったんや。駄目元でも連絡先を聞いとけば良かったのに。せっかくのチャンスを何で俺はこうも毎回無駄にしてるんや。ちくしょー。。」

弱い自分との格闘は幾度となく経験しました。

 

「モテる以前に弱い自分を変えたい」

「もっと自信をつけたい」

必死の思いでした。

そんなビビりで自分から街でナンパもできず、僕にできることは2つ。

1つ目は出会い系アプリで女性を探すこと。

2つ目は友達を誘ってイベントに行って女性と知り合うこと。

勇気や度胸のない僕でもできることを選びました。

 

次第に、女性と話す機会も増え、ちょっとずつ連絡先も聞くことができるようになり、

友達と合コン、クラブ、街でナンパすることも始めてみました。

このとき、まだ自信もありません。

「友達がいないときはナンパをしない。ナンパをするなら友達がいるときだけ」

それぐらい僕は女性に嫌われることが臆病だったのです。

自意識過剰で人の目を人一倍気にする性格でした。

 

友達とナンパをしていないときはいつも出会い系アプリを使ってネトナンを、

友達といるときは外の世界に出て行って何もない勇気をなんとか振り絞ってその場をやり過ごしました。

困難という困難、上手くいかないことは日常茶飯事でした。

・大学2年生の時、色白のむちむち系ギャルと念願の思いで大阪の海遊館でデートし、家でセックスまでしました。しかし、僕が実家に帰省していてのんびりしていたとき、突如として連絡が取れなくなりなりました。突然の出来事に、頭の中が真っ白になりました。「これは現実なのか?夢なのか?嘘だと言ってくれや!頼むから。。」と人間不信になりそうになりました。

・友達とナンパをしてた時に、ごっつい高いヒールを履いた身長の高い美人に、明らかに僕の身長が低いことで舐められたような目つきで見られ、「やっぱ身長が高くてイケメンがええわな。そりゃ俺なんか身長167か168やし、そんな遺伝的に優秀さを求められても無理なもんは無理や!お前が悪いんじゃぼけ!」と美女のせいにして、不満をぶちまけてました。

・Facebook上でたまたま近くの女子大の美人の写真を見て、「うわっ!何やねんこのくそ美人は!歳は一個下やと!?メッセ送ったんねんや!」と意気込んでメッセージを送りましたが、案の定初回で撃沈しました。以後、2、3ヶ月ごとにしつこくならないようメッセージを送りましたが、「キモい」「タイプとちゃう」と言われ、死ぬほど頭と心がかき乱されました。

失敗なんか数えればキリがありません。

相手にされないことなんか珍しくもなんともありませんでした。

 

でも、僕はいつも自分の心に言い聞かせてました。

 

「どいつもこいつも今に見とけよ!男としての不動の自信をつけて俺は最強になったるからな!年下やからって舐められへんようになったんねん!」

 

 

どうしたらモテるのかを観察し、研究しました

とにかくモテる男とはどんな風貌でどんな振る舞いをする人間なのかを本やネット上の人物、リア充な男友達、サークルの中心的人物、ナンパ師、街で見かける美女を連れているイケてる人を見て、「あの人は何でモテてるんやろ?」とひたすら観察を繰り返し、研究しました。

来る日も来る日も没頭するようにモテそうな人を見続けました。

ぼんやりとは分かっていました。

ですが、依然としてモテる男の正体の輪郭はぼんやりとしており、その正体が分からずにどうしていいかが分からず、苦しみました。

・「何で商学部の黒いゴリラみたいな大してかっこよくもない友達が、異常に女の子から求められてるん???」

・「オシャレな人が好きって女の子は言うのに、オシャレやなーってみんなから言われてる人は案外モテてなくね?」

・「クラブでイケイケの兄ちゃんは何であんな強めのギャルを連れてるんや?髪の毛の色が明るくて筋肉もあってガタイが良くて肌を焼いてイケイケの雰囲気持ってるからか?」

・「凄腕ナンパ師は何であんなほいほい街ゆく美女に声かけして連れ出ししてほいほいセックスしてんねん。こちとら声かけるだけでも無理やのに何であんな切り返しが次々できるん?一体どんなトーク力とメンタルやねん。」

とにかく、

『視界に入るありとあらゆるすべての光景を、今の自分にとって足りないことを補える要素として使えないか?』

その視点で手当たり次第モテようと必死に観察して自分の中に取り入れていきました。

(大学時代は神戸の須磨でよくナンパをしていました。左が友人で右が恋達です。まだ身体の線も細いですね笑)

 

モテるための努力は惜しみませんでした。

徐々にですが、デートできる女の子のレベル、セックスできる女の子のレベルは少しですが、上がっていました。

どんどん女の子とLINEをしてデートして、上手くいく、上手くいかないを繰り返さないと男としてのレベルは上がらないと思い、寝ているとき以外は全て、女の子のことを考えていました。

 

・大学三年生のとき、大阪の北新地の高級クラブでボーイとして働きました。ホストも1日だけですが経験しました

・ゼミ、サークル、海、クラブ、祭り、居酒屋のキャッチのお姉さん、あらゆるところに出陣しては、可能な限り多くの女の子に声をかけてきました

・大学のトレーニングジムで筋トレに励み、ファッションにもこだわり、お金がなかったので海で肌も焼きました

・多いときで1日に3人アポを入れるなど、もはやプチ芸能人並みのスケジュールで大学時代の後半はデートを繰り返していました

・大学の講義中は授業を一切聞かずに友達の席の横でネトナンをしていたので、すぐに携帯の充電が切れていました。いつも教室の後ろで充電していました。隣に座っている友達に、「今週美人とのアポが入ってんねん!顔見てみるか?」と見せびらかしてました

etc・・・

(多くのカジュアルな大学生とは差別化を図るため、とにかく見た目でイケてることを目指していた大学3年生の当時の写真。結果もそれなりについてきていた頃)

 

気づけば、憧れの世界に到達してる自分がいました

さすがに大学時代という無限に時間がある生活の中でモテることだけを考え、

他のどんな男性よりも死ぬほど悩み、辛い思いをして一つずつ自分の中の壁と向き合い、努力してきたのでモテるようになりました

・朝起きたら女の子から不在着信がきている

・定期的に女性とセックスができるように

・バイト先が同じでエステの専門学校に通っていたギャルを、出勤が被った2日目に抱く

・同じサークルのギャル系女子大生を周りに一切バレることなく抱く

・芸能事務所に所属したり関西コレクションに出演したこともある学生モデルとセックスをし、彼女にする

・同じゼミの社長と愛人関係を結んでいるエロくて大人っぽい美人と最高の一夜を過ごす

・女の子の恋愛相談によく乗るようになる

 

気づけば、大学生の中でもトップクラスに遊んでいました。

 

(大学3年生の秋、念願のタイプな美女と付き合うことができました。このとき心の中で死ぬほどガッツポーズをしたことを今でも覚えています)

(大学生だったのでお金がなく、いかにお金をかけずに遊ぶかを考え、ベンツの試乗をしたりして遊んでいました)

(よくバイクでドライブしていました)

 

彼女と過ごしたかけがえのない時間

順調に交際を続け、彼女と過ごす時間がかけがえのない時間でした。

「平日は学校に行き、金曜日の夜、あるいは土曜日の正午には彼女と会える」

付き合っている期間は、必ず休みである土日はどんな約束も入れず、彼女との時間を確保しました。

会う度に新鮮で、お金がなくていつも同じデートでも毎回のデートが新鮮でした。

僕も、彼女も、

 

「会えるだけで嬉しい」

 

そんな精神の高揚を保ったまま、彼女と過ごす時間に一切のマンネリはありませんでした。

彼女が土曜日に授業があると、車で片道2時間はかかる彼女の学校へ行くため、僕は彼女の起床時間と同じ時間に目覚ましをセットし、朝5時に目をこすりながら起きて支度をし、必ず朝マックを買って車の中で食べながら彼女の学校まで一緒にドライブがてら行きました。

僕は土曜日なので学校は休みです。

 

彼女を学校まで送ると、僕は車の中で彼女の授業が終わるまで本を読み、長い時は6時間ほど待っていました。

彼女は女子大だったため、男性が学内に侵入することは厳禁で、いつも学内に入るゲートのおっちゃんに、

「ちょ、俺普通に入られへんから送り迎えの彼氏ですぐに帰ります感むっちゃ出しとくわw」

という表情をして会釈をし、そのまま駐車場に車を停めて座席のシートを倒し、ひっそりと隠れて本を読むという不審者みたいなことをしていましたw

学校が終わると、二人で仲良く話をしながら僕の家の方へ車を走らせ、帰っていました。

彼女と過ごす時間は特別で、お金がなくても幸せな時間を作ることができました。

二人でよくバカをして、ふざけ合い、恋人でも親友のような恋人のように仲が良く、

彼女と過ごす時間の中で、あることに気づきました。

 

「一人の女性を愛するということはこういうことか。」

ということを。

 

なぜなら、それまでの僕は付き合った期間が長くて一ヶ月弱で自分のことを、

「俺は一人の女性を愛することができない欠陥人間かもしれない。」

と、自分自身に対してコンプレックスと違和感を持っていたからです。

モテたくて仕方がなくて必死で走ってきて、一般的な大学生よりははるかにモテるようになって自信もつき、女の子に対して苦手だったことが得意になり、気づけば週に何人もデートをしたりセックスをするようになることができ、顔が整った美人な子とも付き合うことができました。

しかし、様々な女性と交際をし、別れを繰り返す中で、僕の心の中にはずっと違和感がありました。

「またしても俺は一人の女性と長く付き合うことができなかった。俺は欠陥人間や。一体俺は何でいつも一ヶ月で別れるんや。」

付き合って一ヶ月という期間を迎えそうになると、不安に襲われました。

「またしても、別れることになるのか」

と。

 

彼女と出会えたことで、多くのことに気付かされ、一人の人間を愛するという感覚が分かり、愛する人が喜んでくれればそれでいいと思い、ない頭を必死に振り絞って毎週のデートを飽きないように、お金がなくても工夫しました。

バイクでドライブをし、夜景を見るスポットは7箇所も開拓しました。

そのときの気分でどんな場所に行きたいかを考え、彼女と離れている一人の時間のときに、彼女が喜んでくれる場所を探して一人であちこち出かけました。

 

「俺は彼女を他のどんな男よりも幸せにしたい」

 

強く思っていました。

 

 

あるとき、彼女と一緒に家で音楽を聴きながらくつろいでいたとき、

 

「俺はなんて幸せなんやろ。好きな人と一緒にいられる幸せ以上の幸せってこれ以上ないよな。」

 

感慨深くなり、突然涙が出てきました。

突然涙を流したことに、彼女は驚いた様子で、

「どうしたん??」

と心配そうな様子で聞いてきました。

 

「いや、俺お前と一緒に居れて、これ以上の幸せはないな〜って考えたら突然涙が出てきて。」

 

彼女のことが大好きでした。

 

 

一見順風満帆な彼女との時間の中で、

たった一つ、羨ましい気持ちがありました。

「あの美人エロいなー。ヤりたい。。」

 

 

本能と理性の狭間で

一人の人間を愛する感覚は分かりました。

感覚だけではなく、彼女と過ごす時間は彼女と心から向き合い、彼女が喜んでくれるように些細なことにも注意を払い、彼女を一番に考えました。

しかしながら、

理性では「今の彼女が一番大切で、他にこれ以上良い彼女はどこにもいない。断じてありえない。」

と分かっているのに、街を歩いていてまだ見ぬ美女が溢れかえっているのを横目に、本能は一人の男のままでした。

抑えていた本能の勢力が強まり、コントロールできなくなりました。

出会い系アプリで女子を漁っては、満足できないレベルの子とセックスをして、欲を満たしていました。

「あんな美女とセックスがしたい。セックスできずにこのままずっと付き合い続けるのは到底無理や。。諦めるに諦めきれない。。」

本能はいつも僕に「美女を見ろ」と指令を送ってきました。

僕の心は本能と理性でかき乱され、次第に僕は心が苦しくなってきました。

「俺は何しとんねん。こんな文句一つない彼女がいるというのに、一体なんで俺は他の女をみとるねん。俺を選んでくれた彼女に失礼や。本能よ、頼むから他の女を見ないようにしてくれ。」

と本能と理性で戦い続け、長い戦いに心が疲れ、遂には、

 

「俺が去勢(パイプカット)をすることで、二度とこんな思いをしなくても済む。いや、彼女が悲しむ顔を見なくても済むようになる。」

 

と思うようになりました。

誰よりも彼女のことを考えた結果、

当時の僕には彼女を悩ませることがなくなる唯一の解決策だと心の底から思っていました。

それ以外に僕の頭の中には選択肢がありませんでした。

仲の良い友達に相談にしたところ、

「いや、お前それはやめとけ。先は長いし去勢したら終わりやで。」

と止められ、それを聞いて、

「確かにそうやな。まだ21歳やし早まり過ぎやんな。男としての人生は、まだこれから長いし。」

理性で少し納得をする自分がそこにはいました。

 

しかし、毎週彼女と会う度に、僕は激しい罪悪感に襲われました。

 

 

「本能よ、頼むから言うことを聞いてくれ。」

 

彼女といるときは隠し通り、一人の時間でいるときに本能と理性の狭間でずっと悩みました。

 

次第に、抑えていた理性も弱まり、罪悪感は感じていながらも平然と他の女の子と連絡を取り、セックスをするようになり、彼女と会うときは証拠が残らないようにとラインから女の子とのトーク画面を削除し、出会い系で知り合った子の情報は、すべてメモに残していました。

 

あるとき、彼女の実家に泊まりに行くことになり、いつものように仲良く過ごし、一緒に就寝をしました。

「何かおかしい。何かが。」

 

異変に気づくというより、何やら違和感がありました。

 

電気を消して二人でベッドに寝ているとき、

 

突然、

 

「携帯貸して。」

 

と言われ、動揺しました。

 

「やばい。疑われている。もしメモを見られたら…」

 

このとき初めて、二人の関係にピリオドが打たれることを直感的に思いました。

 

「あぁ、何もかもが終わった。」

 

一度は浮気をしてバレ、許してくれ、僕を信じてくれたものの、今回で二度目の浮気が発覚しました。

翌日、就職活動をするため梅田に向かう車中の中で、

 

「てか逆に携帯見せて。」

 

少し渋る様子の彼女に対して強く言い、ラインを見ると、

 

他の男と遊ぶ約束をしているやりとりが見つかりました。

彼女もまた、浮気をしていました。

別れる際、彼女は「連絡先も消そう。」

と言いましたが、僕は真っ向からそれを否定し、受け入れませんでした。

「連絡先を消す必要ってある?ここまで一年間色んなところに行って出来た二人の思い出や俺らの関係って、恋人っていうより、人としての関係やん。一人の人間と一人の人間が何かの縁で出会って、こうして今も一緒にいるのに、これから先連絡を取ることもなく、知り合ったことすらなかったことにするって俺はそこまでせんくてええと思う。それだけはやめよ。」

なんとか彼女を説得し、人としての関係にはヒビを入れることなく事なきを得ました。

なぜ、別れ話になっても、最後の最後になって連絡先を消そうとする彼女に強く反対したかというと、

僕にとっては一人の彼女というより、一人の大切な人としての気持ちが強かったからです。

彼女と出会い、

「ギャルのすっぴんは絶対無理。見たら化粧しているときの顔と違いすぎて、絶対受け入れられへん。」

と思っていたのが、初めて女の子のすっぴんが可愛らしく見えました。

「美人は三日で飽きる」と言われているのに、付き合っている期間はずっと彼女のことを最後まで綺麗だと心の底から思い続けていました。セックスもずっとしていました。

 

「これ以上相性が合う人に出会う自信がない。」

これからまだ見ぬ出会うであろう女性がたくさんいるのに、そんなことも分かっていたのに、なぜか直感で強く感じていました。

 

だからこそ、彼女と知り合ったことだけは、生涯忘れたくない事実として僕の中に残しておきたかったのです。

 

結果的に彼女も浮気をしていましたが、本能に負けた自分がいる以上、僕は自分を責めました。

情けない自分がそこにいたことは、否定できません。

「男って浮気をする生き物やろ」

「浮気は文化やで」

そんな一般的な社会通念には一切耳を貸さず、僕は僕の未来に向かって、ある決意をしました。

 

「将来どんな女性と一緒になるかは分からないけど、僕の奥さんになってくれる人には、僕の持っているすべてを捧げよう。そして、他のどんな男よりも幸せにする力をつけて、僕を選んでくれて良かったと思ってもらえるような、そんな男になろう。まだ見ぬ奥さんと、まだ見ぬ奥さんとの間に生まれた子供のために、俺は絶対に最強の男になる。綺麗事やそんな言葉だけじゃなく、奥さんや家族を喜ばせられるだけのお金は稼ごう。奥さんが喜んでくれるためなら、自分が持っているものはすべて差し出す。差し出してあげられるものの総量を大きくしよう。

 

いつか、未来の奥さんと出会うそのときまでに、俺はやれることをすべてやる。」

 

将来、彼女と一緒になるかは今のところ分かりません。

現時点で彼女と付き合うことは考えていません。

というか、付き合えません。

彼女には、社会人になって色んな男性を見て欲しかったし、僕より相性の合う男性がいるかもしれないという可能性を、他の誰でもない僕が奪うわけにはいきません。

お互いに離れて初めて、他の異性を知ることができるので、お互いにお互いの人生を前に進めていくことが必要だと思います。

 

だからといって、連絡を取らなくなることはありませんでした。

今でも一緒に信州の別荘地に旅行したり、ハウステンボスにも行き、関西に帰るときは必ず遊んでいます。

別れてからずっと、一人の人間として大切にしています。

彼女に好きな人ができたら、それはそれで構いません。

彼女の幸せを一番に望んでいます。

将来、またどこかで彼女と一緒になるときが来れば、そのときはそのときです。

 

僕は、将来まだ見ぬ奥さんのために、やらなければならないことがたくさんあります。

結婚をしなければならないという理由はどこにもありません。

あるのは、最愛の人を見つけて結婚をしたいという思いだけです。

世の中にはたくさんの男性がいる中で、「出会えて良かった」と言われるように。

僕を選んでくれたことが、人生の中で最高の選択であるように。

 

なぜ、25歳の僕が、今からそんなことを考えているのかというと、

僕の中にはある哲学があるからです。

 

 

人間は皆、一人残らず孤独には堪えられない

どんなにお金を手にして銀座や北新地、中洲のような高級クラブやキャバクラで遊ぶことができても、

どんなにモテるようになって良い女から口説き続かれても、それをずっと続けることには理解に苦しみます。

すべて不毛だからです。

欲が発生する→欲を満たす

というステージで一生生き続けることになるからです。

30~40歳にもなって夜の歓楽街で独身貴族を謳歌する男を見て、僕は嫌悪感でしかありません。

お金に物を言わせ、自分の寂しさを紛らわせるために下品な飲み方をしている大人を見て、

「いい加減落ち着けよおっさん。」

としか思いません。

 

付き合いで行く、旧友と久しぶりの再会で飲みに行く、その程度なら全く構わないと思うんですが、

常習的に遊び歩いている大人の男を見て、だらしなさと情けなさと不毛さしか感じないからです。

 

人間はそれぞれの幸せがあり、それぞれの人生があると言われますが、

僕にはどうも、そう思えません。

自分が歳を取り、老人になって次第に遊ぶ体力や元気、相手もいなくなり、その先に20数年ほど、まだ人生は待っています。

人生が明日で終わるなら、僕もこんな考え方で生きていないでしょう。

ただ、僕にはたった一度の人生の中で、最後まで幸せで居続けられ、周りも幸せにしていくことで自分も幸せになるような生き方をしたいという思いがあり、

「人は幸せにならなければ、どんな考え方も無意味である。」

という哲学があるからです。

自分の欲望を追求していき、欲望と折り合いをつけられず、一生欲望に頭をこづかれる、そんな人生を送りたくないと思っています。

中途半端に遊ぶからこそ、いつまでも遊び続けなければならないオチになります。

 

何より、

「人を幸せにすることほど、これほど幸せなことはない。」

と心の底から思っているからこそ、

僕が僕でいられます。

 

その人とは、未来の奥さんです。

その奥さんを誰よりも幸せにするために、僕は僕にしかできないことを人生の中で成し遂げるし、そうして夢中で頑張った先に、人を幸せにする手段や力が手に入ると思っています。

そのためには、お金もしっかりと稼がないといけないし、色んな女性を幸せにしていきながら、人間のあり方を模索して、円滑なコミュニケーションが取れるように、未来のゴールに向かって今を生きています。

 

 

己の欲望

とは言うものの、一個人としての目標もあります。

未来の奥さんと出会ったときに提供できる価値を増やすことはもちろん、一人の男として生まれた人生を、最高に謳歌したいとも思っています。

だからこそ、今も恋愛活動を続けています。

美女を見ると興奮する自分がそこにはいます。

世には自分が見るだけで話したこともない美女がいることを、知っています。

そんな美女と横で対等に渡り合うためには、男としての魅力や価値を高め続けなければなりません。

具体的な目指しているイメージとしては、「黙っていても口説かれる男」です。

ナンパをする

上手に口説く

トークを磨く

などの世界の1つ上の次元です。

黙っていても美女から口説かれる男

口説きたくなるような男

が1つの目安です。

なんとなくですが、その次元に到達できたら、世の中のほとんどの美女と恋愛できるレベルだろうなと思うからです。

これまた、イメージ的には、トークもオシャレも、金も地位も余裕も全て手にしているレオンに出てくるような人ですねw

ただ、このモテるおじさんたちのライフスタイルには嫌悪感があります。

「いつまでやっとるねん、その能力を奥さんや家族に注いだれよ」、と。

つまり、黙っていても口説かれるような男にならなければいけない理由は、

そのレベルに到達して、世の中の極上美女たちとの恋愛をし尽くすことであり、

なぜし尽くさなければならないかというと

徹底的に恋愛をやり込まないと、僕の大学生活のときの浮気で彼女を傷つけたときのように、結婚してもまた奥さん以外に目移りしてしまい奥さんを傷つけてしまうことになります。それを防ぐためです。心の底から「世の中の超絶美女たちと恋愛をし尽くしたからもう恋愛はお腹いっぱい」と思わなければなりません。

 

また、未来の奥さんを世界で一番幸せにしたいのですから、当然、黙っていても口説かれるようなモテる男にならないと奥さんを満たしてあげることもできないですからね。「あっちの家の旦那さん素敵」とか思われたら不満を抱いて結婚活動をすることになるわけですからw

黙っていても口説かれるような魅力ある男だからこそ、世界で誰よりも奥さんを幸せにしてあげることができると思います。

余談ですが、結婚して家庭に入った女性の多くは、色気がなくだらしない夫に飽き飽きとしてしまうからこそ浮気をしています。

本当に満たされている奥さんは浮気しないですからね。

そして、昨今の日本では3組に1組が離婚しています。

女性も焦って結婚をしていると思いますが、一人の奥さんを十分に満たしてあげられない男性は浮気をされても当然だと考えています。

これは逆も然りですが。

 

そんなことを踏まえ、いつか一人の男としての欲の追求に終止符を打ちたいと思っています。

おおよそ30歳ぐらいを考えています。

終止符を打つ必要はどこにもありませんが、打ちたいと思っています。

これは25歳の現時点での考えであり、今後この考え方が変わるときがあるかもしれません。

 

己の欲望を追求し、好きな時に好きなだけ美女とセックスをしたり、人としての関係を築いていくことができれば、僕の中での恋愛活動に対する終わりとけじめはつけられると思います。

男して生まれて、妥協のない恋愛をするために、まだ見ぬ美女を追い求めます。

そして、それは、

まだ見ぬ将来の奥さんを他のどんな男よりも幸せにすることに繋がるからです。

選ぶことができないのに、「あなたが一番です。」と言っても説得力がありません。

何より、自分に嘘をつくような人生にだけはしたくありません。

精一杯自分の人生をもがき、苦しみたいと思っています。

 

 

自信と引き換えに失ったもの

そんな真面目なことを考える一方、僕の人生は社会人編に突入します。

相変わらず恋愛、セックスの暴走は止まりませんでした。

「はいはい、もう何百人もデートしてるからこういう女の子はこういう性格で、こういう話が好きなんやろな。こういうおもろい話したらええんやろ」

「こういう生活を送っている子はこういう悩みがあるやろうからこういう深い話したら食いついてくるし尊敬してくれるやろ。あぁちょろいな」

術に溺れました。

 

自分が満たされると幸せ

そんなオナニーを繰り返していました。

しかし、同時に幸せという大きな塊に、何か傷がついているような虚しさを覚える日々がありました。

「セックスはできたのに満足しない自分がいる。一体これはなんなんだ。」

女の子のことを考えれば考えるほど、僕は誠実系なアプローチをしてしまい、ただの真面目な男になっていました。

「なんでや?女の子が求めていることをしっかり認識できているはずやし、それを言葉や身の振り方で体現してるのに、なんで女の子から食いつかれへんくなったんや?」

ある程度自分の思い通りにはいっていたはずが、しっくりこない感覚がありました。

「何がおかしいんや?」

能力は十分あるはずなのに、なぜか女の子から求められている感覚がありませんでした。

理由が分かりませんでした。

ただ、何かぼんやりと輪郭が見えない(癌)ガンのようなものが、僕の身体の中にうずめいている自覚はありました。

半年以上その期間が続きました。

 

人の心を動かすものは、人の心

社会人となり、福岡の博多に配属され、仕事の合間を縫っては福岡の女の子と遊んでいました。

ある時、一人の美女とお茶をしていました。

九州の女の子は『三歩下がって男性を立てる』文化があり、彼女はそれが徹底された子でした。

彼女はこれからシングルマザーになろうとしている子であり、これからお腹の子供がどんどん大きくなっていこうとする時期でした。

旦那と色んなことで揉め、旦那が責任を取りたくないと逃げたためです。

出来婚でしたが、旦那は自分の責任を取らず、自由を取りました。

彼女は大きな傷がつき、精神的にもかなり病んでいました。

僕と一緒にいるときは僕に察知されないように、そのことは隠していましたが。

僕も少しそれに気づいてはいましたが、深くつっこまないようにしていました。

そんな精神状態で、このどんよりとした生活に一縷の光はないかと、彼女がOmiaiという出会い系アプリで登録していたところ、僕と出会いました。

僕はそんな彼女を見て、僕は彼女が何を求めているかを考えました。

そうすると、彼女が求めていたのは、安心感であると僕は認識しました。

元旦那に大きく裏切られ、傷つけられた直後だからこそ、心の拠り所が彼女が最も欲しているものであると思いました。

とにかく彼女のそばにいて、何気ない時間の中で一緒に過ごす日常こそ、今の彼女には必要であると。

旅行や高級なレストラン、バーなどに連れていくことではなく、そばで一緒にいるだけで楽しい、そんな感覚に包み込んであげることが、彼女の大きな傷を埋めることになると思い、一人の人間として大切にしました。

よくカフェに行っては色んな話を聞かせてあげていました。そして、夏には花火大会にも行きました。

彼女と出会い、彼女と過ごしてしばらくが経ち、

「誕生日空けといて!」

と言われました。

恋人関係でもなく、僕が彼女の彼氏でもないにも関わらず、彼女は僕の誕生日を祝ってくれたのです。

中洲の川沿いにあるオシャレなレストランの個室で祝ってもらいました。

彼女と一緒にLEONを読んでいるときに、「このキーチェーンかわええな!欲しいわ」と独り言を言っていたんですが、彼女はそれを覚えていて、雑誌掲載アイテムだったためかなり売れていて入手困難な中、バイヤーに電話をしてなんとかこのアイテムを手に入れ、僕の誕生日に間に合うようにとプレゼントしてくれました。

イタリアの伝統的なお守りでキーチェーンすべてに意味合いがあります。

僕が起業した当初で、青いバラを25本と紫色のシルクのハンカチも貰いました。

青いバラは元々自然界には咲いておらず染色の技術が発達したことにより青いバラが出来たことから、『不可能を可能にする』、紫は『富や名声を象徴する』色として、プレゼントにはすべて意味が込められていました。

彼女の背景を考え、そんな状況の中、ここまで僕に尽くしてくれたことは、僕にとっては一生忘れられない宝物となりました。

彼女が、人としての思いやりや相手を思う気持ちを教えてくれました。

僕がこれまで出会ったどんな女の子よりも、彼女は相手の幸せが自分の幸せという思いやりを持っていました。

彼女と話している中で、自分が我欲や肉欲に溺れていたことが情けなくなりました。

 

「一体俺はなにしとんねん。。」

 

 

瞬間ではなく、ずっと幸せで居続けられるように

相手を忘れていました。

自分が最も偉い、自分は有能だと天狗になっていました。

 

それ以来、彼女に教えてもらったことを時折思い出すようになりました。

本能と理性が戦い、自分の弱さに苦しむ日もありました。

 

しかしながら、僕がふと思うことがあります。

 

人間関係を破滅させるほど自分の欲を追求した先に何があるのか

 

と。

セックスはお互いに合意の元で行い、気持ちを通わせる男女の営みだからこそ、二人で快楽を追求していくことができます。

相手を欺き、相手から体を搾取して、自分の欲の解消とする行為はいかがなものかと僕は思います。

そうして、自分の欲を追求した先にあるものは、

孤独です。

自分のことを必要としてくれる人もおらず、社会の中で役目を果たして虚しさと寂しさの中で死んでいく人生です。

相手のことを考えず、自分が一番可愛いと考えているのだから仕方がありません。

地獄に落ちても誰も助けはしません。

金にまみれた銭ゲバが良い例でしょう。

好き勝手するその自由さと引き換えに、将来の孤独を選択した以上、孤独を受け入れるのみです。

悲しげな表情を浮かべても、誰も同情すらしてくれません。

 

このブログを読んでくださっている方には、そんな悲しい末路を辿る人生を今から送って欲しくはありません。

大きなお世辞かもしれませんが、恋愛をするのであれば、一人でも多くの女性を幸せにしていきながら、自分も幸せになるという因果関係を作り、好循環を生んでいって欲しいなと思います。

それこそが、この社会で生きる上で自分が最も幸せになる生き方でもあり、同時に他者をも幸せにするような生き方であり、ひいては世の中をも良くするような生き方でもあります。

 

「別にそんな崇高な生き方したくないわ。俺はモテたいだけなんじゃ」

 

という方も、今はそれで良いと思います。

ただ、なんとなくでもそう思うのであれば、少しでも首を縦にかしげるのであれば、僕と気が合うと思います。

僕は綺麗事を言うだけではなく、しっかりと女の子を楽しませ、喜ばせ、その結果の報酬としてセックスがあると思います。

セックスはしなくていい。女の子を幸せにしておけばそれでいい。

そんなことを言うつもりはありません。

セックスのことを考えても、女の子が求めている価値を認識してそれを届けることができたら、セックスはできます。

心を抱けば自ずとセックスはできるからです。

 

大切なのは、今のあなたが自分に自信があることではなく、未来自信が持てるようになるかどうかです。

そのための階段を正しく上がっていくことができるかどうかです。

その過程で、僕みたいにLINEを常時60人以上やりとりするようになったり、経験人数が加速度的に増え300人以上になったり、「女の子とお茶さえできれば自分を売り込める自信がある」というぐらい自信がついたり、女の子が何を感じていて何を求めているのかが分かるようになります。

そんな過程を目指すのではなく、辿り着きたい世界を目指すべきです。

 

・自分のことだけを考えていたら絶対には抱くことが出来なかった美女たち

・目の前の人間を考えるからこそ徳が高く、ステージの高い美女と簡単に惹き合うことができる

・友人関係、家族関係、職場関係、取引先やお客様すべてがギスギスすることなく円満な関係で結ばれる

・ステージの高い男だからこそ、自然と女性からデートに誘われ求められる

・女の子を大切にするからこそ、よくプレゼントを貰ったり数年の付き合いがある女の子が何人もいる

・日常が、人生すべてが喜びと幸せに満ち溢れ、それを関わる者に振り撒くことで、一層喜びや幸せが大きくなって返ってくるパラダイム

・自分がこの世界の主人公として生き、そしてそれを応援してくれる。世界が味方してくれる

・恋愛はもちろん友人関係も、仕事も、人生全てが好転していく

そんなパラダイムや世界があるということを、僕は提示していきたいと考えています。

自分が抱きたいと思う子を抱く、自分が心をかき乱されるような美女と付き合いたいと思う子と付き合いたいと思うは当然です。

僕も一人の男だからです。

大切なのは、しっかりと自分の夢や目標を達成しようとする志であり、一人の男として、一人の人間として幸せになりたいという思いです。

その思いが僕と同じであるのであれば、僕は全力であなたを応援します。

一緒に高いステージを目指していきましょう。

僕の持っているものをすべて分け与えます。

 

 

もしあなたが今、なんとなくでも男としての魅力を高め、関わる女性に男して尊敬され、一人の男としての価値を認められ、結果として自分の目標も達成する、

そんな野望を抱いているのであれば、

この瞬間が、

この文章が、

あなたが女性から求められる最高のモテる男なって目の前の女性を幸せにできる第一歩になると祈っています。

 

僕とここで出会えたことが、皆さまの人生の転機となりますように。

 

 

 

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