どうも、恋達です。
リアルナンパアカデミーというナンパ塾の受講生が、ウォッカを飲ませてグラビアアイドルを強姦したみたいで、これまたやらしかましたね。
以下、ニュースの引用です。
東京メトロの社員の男らが、グラビアアイドルの女性に酒を飲ませて暴行した疑いで、警視庁に逮捕された。
東京メトロ社員の根本 賢容疑者(27)と、会社員の羽生卓矢容疑者(33)は、2017年7月、新宿区内のマンションで、グラビアアイドルの女性(当時25)に酒を飲ませて酩酊(めいてい)状態にし、暴行をした準強制性交などの疑いが持たれている。
根本容疑者らは、「リアルナンパアカデミー」という、ナンパの講習などをする講座を通じて知り合い、この「アカデミー」が所有する部屋で犯行が行われた。
出典:産経新聞
う~ん。
僕はこの事件に関する記事を読んで、何とも煮え切らない気持ちになりました。
「ナンパ」という行為は決して悪いものでもありませんし、かといって良いものでもありません。
女性が、関わった男たちでセックスの印象が良いものにもなれば、悪いものにもなるように、ナンパという行為自体に良いも悪いもありません。
下手をすれば、ただの迷惑行為で失礼極まりない行為です。
一方で、声をかけた女性に「声をかけてくれてありがとう」「あなたと出会えて良かった」と感謝される行為にもなりえます。
こういった事件から言えることは、
「自分がどんな思いで、どんな理念で、女性と接するかが大切で、男としての軸やスタンスが大切」
だということですね。
彼らは、女性に大量の酒を飲ませて強引に理性を奪ったり、誇張表現をして騙したり、乱暴に服を脱がせてセックスをしたりと、狭い世界で毒された価値観で女とヤって、
「気持ちいい気持ちいい」
とまるでセミのように鳴いているナンパゼミです。
多くのナンパゼミの生態が量産される環境は、
・平気で嘘をついて自分を大きく見せ、女の子を騙してセックスをすることを推奨するTwitterを中心とした一部のキモいナンパ業界が、未だ淘汰されずに平気で支持されている
(女性経験が初心者の人は、こうした女とヤレる方法が全てだと思い、まるで雛鳥が初めて見たものを親鳥だと思う理屈と同じで、知らず知らずのうちに、悪しき考え方をインストールして自分で自分を汚染してしまいがちです。)
・男としての信念・価値観・軸のない女々しい世界の住人たち
(目指す理想の世界が、”外見が良い女性とセックスをすること”であることが多く、”どんな女性とヤレたか”が彼らのプライドを形成しています。そもそもの指導者の視座が低く、理念もちんぷんかんぷんな傾向にあります。)
・自分さえ良ければそれでいいといった自己中な考え方、道徳の欠けた人間たち
(女性に相手にされず、フラれてきたコンプレックスを、まるで大人になってから”俺を見くびってきた女を許さん”と復讐心へ昇華させてしまっています。彼らの怖さは、刃物を持った通り魔のようで、無差別セックステロが引き起こされています。)
こんなことが平気でまかり通っていること自体おかしなことなんですが、ネットでナンパに関する情報を発信している人の99%が、こういった思考でナンパ活動をしているため、それが当たり前を作り出していて、誰もおかしいと言っている人がいないからこそ、
毒された男が量産されていくわけです。
本当に可哀想だし、生きづらそうに見えます。
僕はそうやって毒されてしまって思考やメンタルが、悪に染まった人たちを何人も見てきました。
ナンパや恋愛をやるにしても、大切なのは、
女性から信頼され、女性に心や身を委ねられ、
決して相手から意思や心、魂を捻じ曲げて自分の利益に繋がるように誘導しないことではないでしょうか。
僕は、「相手の幸せが自分の幸せ」「男としての魅力を上げて、自分の魅力で女性を惹きつける」という理念やコンセプトで活動していますが、おそらく相当毒されたダークサイドに落ちた人たちからは、「何が相手の幸せが自分の幸せだ。」「綺麗事を抜かすな。」「理想を持って良いのは若いうちだけだよ。」と思われているでしょう。
だって、こっちの世界は、
そんなに都合の良いものでもありませんし、楽じゃありませんから。
自分の利益を最大化させることは、僕を含め、人間なら誰しもが「自分が一番可愛い」という点で同じでしょう。
問題は、自分のことばかりしか考えず、関わる相手のことを考えていない輩です。
相手のことをきちんと考えた上で、自分も得があって、相手にも得がある状態でなければ、ただの搾取ですし、ただのテイカーです。
自分に得があるとき、相手にも得があるという状態でなければならないというわけです。
自分の魅力で女性に好かれないことを棚に上げ、詐欺的な手口を使って相手を騙したり、暴力的に女性から肉体を奪い取ることは、決して許されるやり方や信条ではありません。
そうやって酒を飲ませたり、自分を大きく見せるためにブランド品を身に纏ったり、相手を騙す方が、
ずっと楽で、簡単です。
自分のことばかりを考えて、女性とデートをして、自分がいかに相手に価値を提供できるかとか、一緒にいて居心地が良いと思ってもらえるかとか、そんなことを考えなくていいわけですから。
ただただ、自分のことばかり考えていればいいわけですからね。
相手を尊重することもなければ、責任を負う必要もないので、こうした無差別セックステロが起きるわけです。
王道で長い年月をかけて男を磨き、自分の魅力をつけていこうとするルートは、時間もかかりますし、色んな失敗を繰り返して少しずつ男としての考え方の次元が上げていかなければなりません。
手っ取り早く「セックスをしたい」「良い女と付き合いたい」という人には、決してオススメできません。
というか、手っ取り早くセックスをしたいと思って、その方法をネットで検索しても、ロクなことが書いてありませんし、実際に女の子に魔法をかけて「気持ちいい気持ちいい」と鳴く手法はどこにも存在しません。
あるのは、自分より人を見る目がない相手を騙すための手法です。
僕はそんなものに一切興味がないので、小手先を教えることもなければ、すぐに結果が出るだの無責任なことを言いません。
男としてカッコよくなるということは、王道でしか達成し得ない性質を持っています。
王道でやればやるほど、自分の魅力や人間関係の充実が強固になり、そうした充実は複利で増えていきます。
自分の根本的な人間力と向き合えば弱さも見えてきますし、至らないことだらけです。
正面から壁を突破していき、自分で自分を教育するからこそ、ほんまに強い男になることもできます。
女性から見て、どちらが魅力的かは言うまでもないでしょう。
建築で言えば基礎を作ることで、時間はかかりますが、時間を追うごとに目には見えない魅力がつきます。
メッキは剥がれますが、魅力は剥がれ落ちません。
皆さんには、本当に男としての自信をつけて、心からイキイキとした人生を送り続けられるようになって欲しいと思います。
今回の一件は、ナンパや恋愛活動をする者の指針や軸を見直す良い機会となったと思います。
ナンパや恋愛活動が、男だけに実益があるものであってはならないと思いますね。
どうせなら、関わる女性に楽しんでもらって、二人の仲を深めていくほうが、
自分も幸せだし、相手も幸せに慣れます。
男も、女も、共に楽しい時間を過ごしたいと思って、そのとき、その場所に居合わせているわけですから。
男と女が仲良くなることってほんまに楽しくて、お互いに必要とし合える関係が成せる居心地の良さは、薄っぺらい男女付き合いより、
比べ物にならないぐらいの幸福度や充実度を感じることができます。
このブログを読んでくれている皆さんの人生が、一段も二段もステージが上がって、心から繋がりたいと思える人に出会えますように。
取り急ぎ、事件を受けて僕の考えを記事にしました。
それでは!