漁夫の利

僕の苦しみと幸福と業界のコンプラ意識向上に向けて

 

都営大江戸線で六本木から新宿駅まで行くと、東口のアルタ前まで出るのが鬼のように遠く、毎度毎度発狂しそうになっております。

どうも、恋達です。

東京ネタで地方の方すみませんw

 

この仕事をしているととても辛いことがあります。

それは、彼女にしたい、この子とずっと一緒にいたい、是非とも将来も考えていきたいと思った女の子に出会っても、

世間一般の告白や付き合うという感覚でその子を見ることができないということです。

僕自身、「幸せになる資格はない、幸せになる定めではない」

と思っているわけです。

相手の立場を無視して自分の都合だけで「付き合おう」「一緒にいよう」と言うことは無責任過ぎて僕にはできません。

 

確かに以前に比べ、女の子を魅了することは本当に楽になりました。

社会の中で、よほど特殊な階層に位置している女の子でない限り、勝算を持つことができるようになりました。

おそらく自分のレベルが上がったことや女の子の心や女の子という生き物の実態を掴むことができるようになったからだと思います。

セックスをしようと思えば、大抵の人とは初日にできますし、初日は厳しい人でも2回目、3回目と繋げていき、女の子の僕に対する信用残高を高めていけば、その信用残高をセックスに交換すればいくらでもセックスはできます。

簡単に付き合うことも、結婚も、しようと思えばいつでもできます。

即日可能です。

 

ですが、僕はこの恋愛を教えるという仕事に誇りを持っています。

「この仕事を通して、直接的ないしは間接的に日本中の多くの男女に幸せになって欲しい。」

そう願っているからこそ、真摯にこの仕事に向き合っていますし、日頃は女の子とデートしたりスクールを充実させたりコンサル生にコンサルをしています。

この仕事の真意を伝え、この仕事の意義を理解できる器量を持っている女の子しか、

僕は幸せにすることができないんです。

これはある意味一般の男性より不幸であると言えます。

もちろん、相手に恋心を抱かせず、しっかりと自分の魅力だけで口説くことができることはこの上ない幸せです。

また、僕と関わりのあるスクール生やコンサル生との時間もまた、この上ない幸せです。

 

僕は皆さんと同じように恋愛をしている一方、ある意味世間一般の男性のように恋愛を楽しめず、

またどこかの女性と付き合い彼女になってもらった先に、大きな心配や負担をかける仕事柄であることから、本当の恋が成就する確率は実は僕の場合極めて低いわけです。

僕が本当に願っている、彼女と何気ない時間を過ごす楽しみはいとも簡単に叶えられそうで、その実蓋を開けてみると難しいからです。

ある意味僕が叶えられる幸せのストライクゾーンが、世間一般の男性と比べて極めて狭いということでもあります。

だからこそ、僕は誠実カードを一切使いません

相手を幸せにも不幸せにもできるカードは、行使する相手やタイミングを絶対に誤ってはならないと肝に命じているからです。

トランプでも切り札であるジョーカーの使い所と一緒ですよね。

変幻自在なカードであるからこそ、闇雲に使うのではなく、ここぞというタイミングで切り札として使わなければならないわけです。

いかに目の前の女の子に恋心を抱かせないかを考え、その女の子に偽りの期待を持たせないかが鍵なんです。

男としての魅力や人間としての魅力を伝える一方、しっかりと立場や今後の関係性については線引きをしておかなければ、やがて自分が作り出した闇に取り込まれてしまいます。

魂を売れば、商売も恋愛もいくらでも上手にできますが、僕にはそんな器用さは持ち合わせていません。

「相手がどうなろうと知ったこっちゃない」

そう考えれば、目の前の女の子がどれだけつらい思いをしようが、どれだけ涙を流そうが、全て無視できます。

見て見ぬフリができます。

 

ここまでを読むと、

「恋達ってある意味可哀想やな。闇抱えてるな。」

と見えますよね。

そう、見えます。

 

ですが、闇より出づ光があります。

それは、先ほども言ったように、世間一般の男性より狭い枠の中をピンポイントで狙えば良いからです。

糸を針の穴に通すほど難しいですが。

 

また、僕が本当に大切にしたいと思う子が特に現れなければ、あとは上手にやれば良いということです。

脇を締めて操作、運転、舵取りをすれば、「進行方向、異常なし」だからです。

自分の魅力が上がれば上がるにつれて、当然ながらモテるようになります。

モテるようになるということは、多くの女性の中から自分が気に入った女性を選ぶということです。

選べる立場にある人は、男女問わず相手の存在も尊重しなければならない義務が発生します。

大企業がCSRを遵守するのと同じ理屈ですね。

大きくなればなるほど、周囲に及ぼす影響力も拡大するのでそれに伴ってしっかりと責任も果たさなければならないわけです。

「義務を果たせば利益を追求して良い」という論理は破綻していますが、義務もちゃんと果たす上で利益を追求していくことは、人間が生きる上で全う(健全)な道であると考えます。

 

しかし、ここでどこからともなく一本の矢が飛んできました。

その矢に書いてあることを読んでみると、

「女だって、ウマイ飯を期待してデートに来るし、勝手に奢りだと思っているじゃないか。財布の紐はいつも固く縛られたまま空かずじまい、挙げ句の果てには上っ面のご馳走様という言葉だけを置いていきやがって。男ばかりが避難される理由はどこにもないぞ!日頃飯を奢ってるんだしセックスぐらい要求したって何が悪いんだ!」

 

そう反論したくなる多くの男性がいることも、もちろん承知の上です。

相手を避難したり、相手を見下したり、相手を蔑むことで優越感を感じるその心や人間性は、自分が蔑んでいるその相手と何ら高低差がないと僕は思います。

 

漁夫の利をご存知でしょうか?

要するに、「俺(私)が一番だ」と男女がギズギスと幸せを巡って争い、争い疲れたところを、僕、恋達が争いに乗じて苦労なく利益を得ているわけですが、これが何とも皮肉な構図でございます。

東京という街で、勝手に男女が疲弊していくその社会構造は、渦中の人とならなければ何ら怖くありません。

この社会が作り出したありとあらゆる流れ(レール)に乗っている、その流れを捉えれば良いのです。

ですが、人々が流れてゆく先に我先にと先回りするのではなく、一体どこに幸せ(自分の利益)が湧き出でるかを考えれば答えは出ます。

大切なのは心が充足感に満ちることですからね。

一時的に幸せを感じても、やがてメンヘラ化するのでは何ら意味を成しません。

健全な心を持たない者は、永遠に這い上がることができない地に堕ちていくのみです。

 

また、

「幸せとは人それぞれの形がある」

とよく耳にしますが、一体そうでしょうか?

僕の認識では、

「幸せとは人間の精神的なステージごとに形が違う」

ように思えます。

 

このブログを読んでいる人は、多くの女性と体の関係を持つことのできているナンパ師や恋愛工学生、そして「今後どんどん良い女性を抱いていくぞ!」と心に決めている一般の人たちで構成されています。

みなさんは、このブログやこの業界を知らない世間の男性からすると、圧倒的に恋愛強者であり恋愛強者予備軍です。

僕のような仕事(恋愛コンサルタント)はしていないにしても、『多くの女性を抱けるからこそのメリットとデメリット』を持ち合わせている点では僕と同じです。

であるならば、

誠実カードは基本的に一切使わず、自分の魅力を高め続けてその魅力のみで強烈に女性を引きつけて女性やスト高や美人を抱き、

『いつか出会う運命の人の前で初めて誠実カードを使う』

という僕のコンプラ規範を採用してもらって、どんどん女性を幸せにしていってほしいなと思います。

 

それでは!