成功法則「内ベクトルと外ベクトル」

どうもこんばんは、恋達です。

今日はナンパ、恋愛はもちろん、仕事、人生でも使える成功法則であると、僕が信じて疑わない

「内ベクトルと外ベクトル」

についての話をします。

 

内ベクトルと外ベクトルって何となくイメージは湧くと思うんですが、正直何のことを言っているか分からないですよね。

ピンと来た方は、勘が鋭いと思います。

何らかの分野で相当修行を積まれて本質に辿り着いた玄人の方だとお察しします。

是非僕の代わりにブログの続きをよろしくお願いしますw

 

という、雑な下りは冗談ですが、

今日の内ベクトルと外ベクトルの話を押さえているか押さえていないかで、

物事が上手くいく場合と上手くいかない場合は何がどうなっているのかを解く一つの思考ツールになりうると自負しております。

上手くいかなければ言ってください。

土下座しますw

 

ということで、

出だしの挨拶がかなり好調なので、

そのまま本題に入りたいと思いますw(ええからはよ)

 

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成功法則「内ベクトルと外ベクトル」

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内ベクトルとは「自分のこと」

外ベクトルとは「他人・周り・社会・世の中のこと」

と考えると分かりやすいです。

 

なぜこの考え方が恋愛活動をする上で必要なのかと言うと、

これまた僕たちが人間社会で生きているからです。

もしあなたが宇宙人なのであればこんな話はしませんw

 

「地球が自分を中心に回っている」

と誰もが一度は思ったことのある傲慢さですが、

傲慢が行き過ぎると干されるのは目に見えているのであります。

自分以外の人間を軽視したり、ぞんざいに扱うと上手くいかなくなるわけです。

 

具体例を挙げます。

例えば、

おもろいトークや深い話でも、

考え方が内向きだとどうなるかというと、

「ほれ。これで笑いを取って、俺の恋愛観とか人生観について喋ったし、

もう十分尊敬と共感得られたやろ?与えたった与えたった。ほなホテル行くぞ。」

と、完全に相手の感情を無視して、相手の顔色や反応を見ることなく、

無理やり自分の欲求を満たすための“誘導”をしてしまうことになります。

 

ホテル前で無理やり女の子の手を引っ張って、強引に連れ込もうとするやつですね。

鬼のようなグダに合います。

欲しい結果は手に入りません。

 

女の子からすると、

「この人なんなん?自分のことばっかり考えてありえへん。きもいしもう会わんとこ」

となってラインをブロックするでしょう。

 

『男らしい男が引っ張っていくからこそ、女の子がキュンとするしそんな男についていきたくなる。』

みたいなことがネット上では散見されますが、

あれは、大きな前提を欠いています。

 

何かと言うと、

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女子が勝手に食いついている

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という前提です。

女の子がこちらに魅力を感じていないと、

ただの恫喝や強引な男で終わってしまうということです。

 

例えば、こんなことも日常茶飯事です。

【女の子とご飯を食べているとき】

●内ベクトルの男

「あぁー、会話も盛り上がらんし食いつきなさそうやな。今日セックスできなさそうやし割り勘にしとこ。セックスできないのに金払うの無駄やし。損切りやな。」

と“セックスができる、できない”の軸で相手を見て態度や行動を変えます。

 

●外ベクトルの男

「お、ほな飯食ったしこの後時間あったら落ち着くカフェかバーでゆっくり話せるところ連れってたろかな!一緒におって楽しいし、もっと楽しませたろ!」

と、相手のことを思い、相手を喜ばせようとします。

 

結果は言うまでもなく

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外ベクトルの人の圧勝

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ですね。

 

今度は内ベクトルの女子と外ベクトルの女子の違いを明らかにしていきます。

【男女関係において】

●内ベクトルの女

「結婚ありきで考えているから、結婚する気がない人とデートする時間って無駄だし、付き合うのはもっと時間の無駄。

で、年収はいくら?」

 

●外ベクトルの女

「一緒にいて気持ちが通い合うような人に出会えたら良いな。

私は人間的にできた人じゃないけど好きな人を応援できたり支えられたらなって思う。」

 

はい。

もう外ベクトルの完封勝利ですね。

内ベクトルが壊滅的にダメと言うわけではありませんが、外ベクトルがほとんど上手くいってしまうんですよね。

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『内ベクトルはなぜ失敗が多く、外ベクトルはなぜ上手くいくことが多いのか』

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これはお店を経営したり自分で商品を作って売るといった経営の観点からも言えます。

話が長くなるため内ベクトルで生きているとどうなるかだけを物語にしてお伝えします。

 

あるとき、

一人の内ベクトルの人間「うっちー」がいました。

うっちーは自分の生まれ育った故郷でレストランを経営することにしました。

 

実家に帰る度にパタパタと店が潰れ、老朽化する店の外観や店で働く人々を見て、

「これだから田舎の頭の堅いやつらは。改善点なんか軽く100個は挙げられるわ」

と儲けのチャンスを感じていたからです。

 

うっちー「あのなー、今時のレストランってのは外観や内装、それから料理の味や名前ももちろん、オシャレさが大事で、都会のレストランは大体そうなっているのよ。

それに比べてこの街のレストランはなんだかよく分からないだろ。今にも潰れたいですって店が言ってるぜ。つまり、俺様がこの街に店を出すことで完全に敵なし、一人勝ちなのさ。感性が鈍ったやつらにはもう用はないのさ」

 

うっちーは考え、都会で流行っているオシャレなレストランを持ってくることにしました。

うっちー「大事なのはよ、ここなのさ、ここ(自分の頭を指差して)」

求人広告を打ってスタッフを応募し、店のコンセプト、内装もうっちーが描いた思い通りに開店準備が進み、店をオープンさせることができました。

 

開店後、街の人々はそのレストランの新奇性に、行列ができるほど並ぶようになり、

老若男女問わず、多くの住民がこぞってレストランに足を運ぶようになりました。

経営も順調。数字も想定より上ブレで駆け出しは上々です。

 

うっちー「ほら言ったじゃないか。都会で磨かれた感性を持って来ればこうなるのよ。これだから田舎者は頭が硬くて古臭いんだよまったく。後はこのまま2合店も出すだけか。世の中バカばっかりでちょろいわ」

しかしながら、うっちーは自分が経営するレストランが次第に錆び付いていっていることを、このとき予想だにしていなかったのです。

 

うっちーは内ベクトルを向いて仕事をしていました。

・自分が儲かればそれでいい

・愛想はいらない。オシャレさ、新奇性がすべて

・お客さんが喜んでくれるものではなく都会のアイディアが唯一絶対である

・近隣の店、住民には一切関心がない

・自分の店のスタッフには適切な給料を支払っている。俺は社会に雇用を生み出す力を持っている

 

まさに内ベクトルの権化でした。

 

自分が蒔いた悪の種が、発芽しているとも知らず、それががん細胞となって肥大化し、全身に転移するとも知らず、

売り上げや数字だけを見ては、いつもニヤニヤしていたのです。

 

しかし、

店が景気付き、活気に溢れていたのは、たった1年間でした。

次第に目新しさに慣れ、愛想のない店員の接客に、

近隣の住民たちはあれほど並んでまで行きたかったレストランには、

もう行きたくもなくなっていたのです。

 

経営者であるうっちーの心は、スタッフに伝播し、スタッフの接客に対する心は、知らず知らずのうちにお客さんに不快感を与えていたのです。

売り上げが毎月下がっていくのを見て、次第にうっちーの自信が崩れ始め、顔には悲壮感が見られるようになりました。

 

しかし、自信過剰なうっちーがそう簡単に挫けるわけもありません。

高校時代は抜群な運動神経でスポーツも出来、

大学時代は東京の有名私大でチヤホヤされた生活を送りました。

 

彼は自分の能力や有能さこそが最大の武器で、人間の心を勉強することはありませんでした。

自分より有能な人間しか認めず、それ以外の人間をバカにするうっちーは、

当然のことながらそのプライドの高さがゆえに、店のスタッフや店長の言葉にも耳を貸しません。

 

うっちー「俺は知らんぞ。大体雇われているだけでありがたいと思え。バイトも社員も店長もみんな一緒。

売り上げを上げるために何をすべきか、それだけをひたすら考えることが俺がお前たちに与えてあげた仕事。魅力的な店づくりこそ、自然とお客さんを呼ぶもんだからな。

この店は俺が手がけてそういうふうに仕掛けを作ってるからな。お前たちが考えることは、お客さんのことではなく売り上げのことだけなんだよ。

だって、経営って利益を上げてなんぼだろ?俺の有能さを世に知らしめてやる」

 

まさか、

彼の高圧的な態度やほこりかぶった自尊心が、

次第に店長を始め、社員、アルバイトのスタッフたちの大きな失望を呼ぶことになるとは。

 

最初はオシャレなところで働けると多くのスタッフの共感を得て、スタッフの応募が後を絶えず、採用が決まったスタッフも猛烈にモチベーションが湧き、開店してから働き始めたものの、

店のオシャレさにも慣れてきてからはその店で働けることでの承認欲求よりも、

お客さんの回転率を高め、手際良く料理を作り、スピーディー料理を運ぶことで、少しでも多くの売り上げを上げるといううっちーの方針が色濃くなってきたからです。

 

誰もが予想だにしていませんでした。

みんなからカリスマに見えたうっちーは、はりぼてだったのです。

日に日に疲弊していくスタッフに感謝の言葉を伝えるどころか、

鞭を打つことで、さらに売り上げをあげるように指示をする始末。

 

スタッフは、鼻先にニンジンをぶら下げることなく、ひたすらケツをムチで叩かれている馬みたいなものです。

頑張れと言ったって大して時給が増えることがなく馬車馬のように働かされるスタッフのモチベーションが上がるはずもありません。

店長を始め、スタッフは限界を迎えてしまいました。

 

毎日馬車馬のように働いていたスタッフは「時給を上げるためにはさらに働くしかない」と思ってはいたものの、心身ともに疲弊してしまったため、接客がいい加減になってしまいました。

 

次第にお客さんに対する愛想も薄れていき、お客さんは店に足を運ばなくなっていきました。

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うっちーは、目先のお金は得ましたが、お客さんの心は離してしまったのです。

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経営は悪化、従業員の給料を払えなくなり、スタッフを解雇せざるを得ませんでした。

手持ちの資金も底をつき、遂に開店2年後にはお店を畳まざるを得なくなりました。

fin

 

うっちーは、内ベクトルを向いて仕事をしていたため、

自分の私利私欲のことで頭が一杯で、周りが見えていませんでした。

 

内ベクトルを向くということは、遅かれ早かれ問題が起きてしまうということです。

 

この物語では、内向き志向がいかにつまずくか、内ベクトルでは大した成果は得られないということを示唆していますが、現実世界でもよく見られることです。

人は自分のことばかり考えていると、それを見た周りの人間は愛想をつかせて離れていくからです。

 

僕は、この内ベクトルと外ベクトルの違いが、

いかに日常や人生を変えていくかについて深く理解したとき、

「なるほど!確かにその通りやん」

と衝撃が走り、それ以来、外ベクトルで生きるように努めています。

 

仕事、恋愛、全てそうです。

 

外ベクトルを向いて何かをすれば上手くいき、内ベクトルを向いて何かをしても上手くいかない、ということが分かっています。

厳密に言えば、外ベクトルだけで完全に上手くいくかと言えば、そうではありませんが、

少なくとも外ベクトルの方が圧倒的にメリットが大きすぎることだけは言えます。

 

その生き方が正しいと信じることができれば、取るべき発言や行動は、自然と外を向いた発言や行動になります。

・考え方がまともで、育ちもちゃんとしている女性

・人生の中であらゆる男を見てきたレベルの高い女性

そんな女性に通用する、そんな女性にも認められ、応援され、尊敬される、

生き方の方が、はるかにモテます。

 

変なテクニックを駆使することもなく、勝手に食いつかれます。

試しに自分のハッタリ力は素晴らしく女性に通用すると自負している方は、

銀座か北新地か中洲のようなお近くの高級クラブにでも飲みに行って自分の実力がどれほどのものなのかを試しに測りに行ってみてください。

突如、目の前に圧倒的に通用しない壁が現れるはずです。

 

話は逸れますが、

他の男性が指を咥えて、

「なんであんなイケメンでもない男が、美女を連れているんだ!?」

と羨ましさ満点の顔をしながら嫉妬している様子を想像すると、

死ぬほど気持ちよくないですか?ww

 

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『美女を落とそうとするのではなく、自己開示すれば勝手に美女が魅力を感じて気づいたら落ちている』

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そんなニュアンスの方が真に正しいし、はるかにモテる男の生き方だと、

僕は思います。

 

女性を抱くことができることと女性に抱かれたいと思われることは、

求められる性質が違いますからね。

 

どっちを目指したいかで恋愛戦略は異なります。

僕が女性と関わっていて

「なんか上手くいかへんなー」

と思っていた時は、内ベクトルを向いていて自分のことばかり考えていたことが多かったです。

 

外ベクトルで動いていると、

ほんまに上手くいきます。

 

ということで、

お読み頂き、ありがとうございました!

 

それでは!